シンポジウム概要 時間:9/18(土)13:30-17:15(懇親会18:00-20:00) 場所:京都市健康保険組合保養所「きよみず」 京都市東山区清水四丁目200番地 TEL: 075-561-9900 テーマ:コンテンツと地域振興 主催:KANSAI@CANフォーラム /日本ベンチャー学会イノベーション研究部会共催 1.開会挨拶 NTTコミュニケーションズ株式会社関西営業本部長 /KANSAI@CANフォーラム副主査 澤田 純 氏 2.基調講演:「地域コンテンツに対する期待-産業観光の見地から-」 東海旅客鉄道(株)(JR東海)相談役(前会長) 須田 寛 氏 (1)概要説明 ・観光は情報と表裏一体の関係にある。 今回は例として、京都唯一のマルチ観光資源である琵琶湖疎水を挙げ、説明していく。 ・観光資源は情報があってこそ生きてくる。 存在や意義が知られることにより、資源としての価値を発揮できる。 ・観光には「単なる物見遊山」「非生産的」「退廃的、遊びに過ぎない」という誤解があった。 生産産業、社会福祉より下に観光を位置付ける傾向もあるが、それは間違いである。 語源は中国の「観国の光」:国の光を観る。心を込めて見るので単なる「見る」ではない。 地域の優れたものを見たり見せたりするのが元来の意味であり、 地球にとって、極めて重要なこととされた。 (2)今、なぜ観光か? ・人口減少→人と人との触れ合いを増やす必要がある。 ・経済の牽引車200万人20兆円産業。しかし、観光では3兆6千億円の国際収支の赤字が出ている 国内観光は現在伸び悩み 団体客対象の既存観光地は伸び悩み。小人数化などニーズの変化をつかみきれず、飽きられている。 見るだけではなく体験、学習観光への対応を。東京で奈良京都の文化講座をするとすぐ満席になる。 (3)今後の課題 ・地域の特色を生かした観光を。 ・過去から現在、未来まで見通した観光 ・産業という観点からの見直しを。 岐阜:長良川の鵜飼→漁業観光 愛知:産業観光(工場見学、産業博物館見学) 京都のものづくり (4)琵琶湖疎水 大津と京都の標高の高さが40m違う。 これを利用してあらゆることの実現を図った産業上の一大モニュメントである。 蹴上で浄水場、発電所 インクラインを使って船を運航、琵琶湖から大阪まで舟行可能(高瀬川の代替) 水力発電で電車と工場の動力源を確保。 松ヶ崎までのかんがい水路 明治18年着工、23年完成。縦坑によるトンネル工事 ・観光のあらゆる要素を具備する稀有な存在であり、その価値を見直すべき。 景観:哲学の道は落葉の落ちる音が聞こえるほどの静寂、桜並木、ウォーターフロント 歴史:建造物は重要文化財級、ねじりレンガ、沿線史跡 学習:疎水資料館(現状の展示は不完全であるが)、閘門、 インクライン(台車に船を乗せて移動。かつてはフル稼働。) →何円とっても復活させ、乗客を迎えれば満席になるのではないか。 体験:水泳 STORY:開発の歴史、京都の街づくり、殖産産業が可能となった。          昔のことわざをひっくり返した。 水の流れを北へ⇔意のままにならぬのは鴨川の流れと・・・ 船頭ひとりでも舟、山に登る。 街づくり/ネットワーク:全国疎水サミット等     水力発電所が市内にあるのは疎水があればこそ。 これらは情報発信しなければ、わからない。 よき情報が発信されていれば、哲学の道も原宿化せずに済んだ。 今こそ観光資源として再評価し、環境整備と情報発信を。 (5)今後の産業観光 ・広域展開:現在は市町村単位。観光客の行動範囲に合わせて横のつながりを ・国際展開:スミソニアン等、海外の博物館と国際連携を。外国人客の観光対象。 3.パネルディスカッション+質疑応答 3.1.CATVのコミュニティCh番組のアーカイブ化と 地域商店街情報の発信、 地域のNPO法人の活動へのアーカイブ提供とネットワーク化 (株)シティウェーブおおさか専務取締役 /KANSAI@CANフォーラム運営委員 櫻井 博之 氏 (1)ケーブルテレビ番組への期待変化 ・当初:テレビ局のハイアラーキー →自主放送=地域情報番組の期待(3セク) ・80〜90年代:行政区域免許・外資規制撤廃→地域情報よりも多チャンネル ・2002年の電気通信役務利用放送法:放送地域自由化、光等BB利用映像放送 →Yahoo、K-Opt等参入対策→コミュニティチャンネル充実ヘ回帰 (2)現在の取組み ・地域情報を悩みながら流している。地域ポータルサイトの充実 ・各地CATV連携でふるさと情報の放送とアーカイブ化 ・ブロードバンドメディアとしての地域情報サービス (3)これからの取組み ・地域メディアとして個人・団体の横串機能を果たす ・コミュニティ番組のアーカイブ化←視聴者ニーズの多様化 ・事業者間の連携:合併、共同配信、IP電話 ・地域における「情報」事業: 専門化・多様化+受発信・双方向+文字・音・映像 (4)地域アーカイブスへの課題 ・ビデオサーバー〜VODシステム構築 投資・運用コスト負担能力:(回収できるか?小額課金システム?) 仕様共通化・標準化(拡張・他社との相互接続に必須) ・著作権(音楽)・肖像権の処理 ・視聴者・加入者作品の採用・流通/評価基準 (5)コンテンツビジネスとしての独立への課題 ・会員(加入者)サービスとして事業者がコスト負担 →制作・編集能力=コスト感覚のある人材養成 ・広告スポンサー獲得/発表登録料徴収?(小額課金システム) ・認証・決済機能→通信販売・電子自治体連携 3.2.携帯コンテンツとしてのアーカイブと北陸での事例 前KANSAI@CANフォーラム運営委員 (株)ドコモ北陸取締役相談役(前社長) 菅原 光宏 氏 (1)教育には現場発のコンテンツが有効 富山の風の盆等ライブでの情報発信 (2)行政整備のコンテンツ:関西が先行 京都市情報館:観光だけではだめなので行政でコンテンツ その後に「大阪とよのネット」「大阪シティナビ」等特徴あるコンテンツ (3)北陸では整備途上 ・ユニークな例 金沢市ゴミゼロドットコム:学生・単身赴任者用に携帯で情報発信 能登空港:能登は石川県のお荷物であった。今は空席率10%以下。 ・市ではなく、県レベル。 ・市町村合併後にやりたいというニーズ。 ・観光客:大河ドラマの間は2.5倍。その後は1.5倍まで落ち込む。 情報発信を、その間にどれだけやっていたか→加賀百万石祭り。 (4)北陸の課題 ・北陸のように補助金で食っている地域は 自治体の強力なバックがなければ無理。 ・良い観光資源を、どうやって情報発信していくか。 ・地上波少ない分、CATVは広域連携。 ・携帯電話:住民に役立つ情報発信が課題。 電車・バス少なく車移動なので広域必要。 3.3.デジタルアーカイブセンターの果たしてきた役割 京都市観光政策監/前デジタルアーカイブ研究センター副所長 /KANSAI@CANフォーラム運営委員 /関西ベンチャー学会理事 清水 宏一氏 (1)二条城デジタルアーカイブを例にデジタルアーカイブの機能紹介 ・文化財の保存と継承(記録する) ・襖絵のレプリカの制作(展示する) ・もしかの場合への備え(バックアップ) ・ミュージアムグッズの制作(販売する) ・デジタル画像の活用(新商品開発) ⇒文化財の修復・管理費用の捻出 ⇒デジタルアーカイブの模範例づくり (2)京都の特徴的産業 ・「京都」の連想:京都ブランドの原動力   歴史、文化、寺社仏閣、舞妓、京料理、京菓子、観光地、 きもの、お茶漬け、京ことば、etc ・伝統産業:西陣織、友禅、清水焼、北山杉、酒‥  ・先端産業:京セラ、任天堂、ローム、ワコール‥ ・観光産業:観光地、宿泊、運輸、お土産、料理‥ ・教育産業:公家、家元、大本山、大学、教材‥ ・仲介産業:悉皆屋、口利き(コーディネート)‥ (3)デジタルアーカイブの商業化 ・コンテンツで儲ける:儲かるコンテンツとベンチャーを見いだす ・ディファクトスタンダードで儲ける:数の力で世界を圧倒する ・ブランディングで儲ける:質の良さ、名前の通りで圧倒する ・観光で儲ける:宣伝と仕掛けで儲ける (4)京都の強みを生かす! ・歴史・文化力:有名寺社、由緒、家元、ノウハウ、しつらえ、‥‥ ・デザイン力:友禅、西陣織、清水焼、京菓子、京料理、‥‥ ・ブランド力:京もの、京風、京あしらい、京都物語、‥‥ ・コンテンツ・創作力:観光物、撮影対象、文物、人物、‥‥ (5)ブランドの大事さ ・認知度:いかに多くの人が知っているか  ・浸透度:何がイメージできるか ・人気度:他と差別できるものがあるか (6)大事なのは「悉皆(しっかい)」 ・コーディネーター、プロデューサー ・目利き、人脈、センス ・こだわり、えこひいき、いけず ・デジタルソムリエ (7)デジタルアーカイブの実績 ・新産業育成(商業化・産業化:歴史文化の保存と活用、伝統的デザインの利用 ・デジタルアーカイブ関連企業の隆盛:ワンビシ、セラーテム、アーテファクトリー、NHK ・地域デジタルアーカイブ全国協議会:メディアの東京集中を地域からの発信に ・文化遺伝子による地域活性化:人材育成、企業創生、地域再生 ・地域インターネットの新展開:続々と生まれるiDCと地域IX ・眠れる文化資産の発掘:相続税、所得税逃れで秘匿される文化財の発掘 ・デジタルアーカイブ外交:海外流出文化財、渡来文化財のデジタル提供 ・コンテンツ著作権管理組織:全国にまたがるNPO、NGO、財団 ・人材育成(コーディネーター養成):教育ビジネスとデジタルアーカイビスト ・雇用(将来への投資事業→ニューディール):コンテンツ制作は多人数による人海戦術 ・電子政府、電子自治体のツール:ハード、ソフト、コンテンツ ・危機管理の重要なアイテム:セキュリティとバックアップ、分散管理 (8)デジタルアーカイブの新展開 ・科学技術の戦略的重点化:理・工・医・薬・農の自然科学系 情報通信(IT) ライフサイエンス 環境・エネルギー ナノテクノロジー・材料 ・理工系から人文系への展開:法・経・文・教・芸の人文科学系  コンテンツ(デジタルアーカイブ) (9)国家的産業戦略 ・コンテンツビジネス戦略:ためる、つなぐ、いかすのビジネスモデル ・新ブランド戦略:デジタル悉皆業(ファン、有印優品、世界ブランド) ・観光立国戦略:ポータルサイト、海外宣伝、産業観光 ・地域戦略:国家と地方から、地域と中央に (10)国家戦略プロジェクト ・知的財産戦略本部(内閣官房):デジタル著作物( コンテンツ)の知的財産化戦略 国際知的財産取引委員会/知的財産信託制度/知的財産高等裁判所 ・文化遺産オンライン構想(総務省・文化庁) デジタル資産活用戦略会議/文化遺産情報化推進戦略協議会 ・地域文化デジタル化推進協議会(総務省) デジタル・ミュージアム推進協議会を改組(6/13) ・国立国会図書館のデジタル化方針 「電子情報保存に係る調査研究報告書」(15/3) (11)国家戦略の取り込み ・観光立国戦略(国土交通省):インバウンドの増強、観光客5000万人構想 ・産学公融合(経済産業省):大学との連携、京都産学公連携機構 ・文化芸術と科学技術の融合(文部科学省):学術、芸術、技術(三術)の融合 ・関西から文化力(文化庁):関西マインド、関西スピリット、関西ブランド (12)新ブランドの創造 ・ブランディングの必要条件:認知度、浸透度、人気度 ・京都新商標化計画:NEOKYOTO計画、創造する伝統 ・ベンチャービジネス:伝統産業と先端産業の融合分野 ・コミュニケーションビジネス:町屋再生、無銭LAN、大学コンソーシアム (13)デジタルアーカイブの実績 ・コンテンツビジネス戦略:ためる、つなぐ、いかすのビジネスモデル ・新ブランド戦略:デジタル悉皆業(ファン、有印優品、世界ブランド) ・観光立国戦略:ポータルサイト、海外宣伝、産業観光 ・地域戦略:国家と地方から、地域と中央に (14)京都デジタルアーカイブの解散 ・解散総会と総括報告書の作成:2004/3/31総括報告書と清算・引継ぎ ・1000日プロジェクト 常に前を見る姿勢(こころざし) 勝ち組と負け組み(新規参入) ・資金・人材・組織の限界 役所の限界(公平の原則、スピード、縦割り) ・国家戦略化と京都へのこだわり 京阪奈、京阪神、京滋奈三、関西、近畿 (15)研究センターの分割 ・事業拠点を残す:京都府へのランクアップと委譲 ・研究拠点を残す:(財)京都高度技術研究所への引継ぎ  ・成果物(コンテンツ)を残す:(財)京都国際文化交流財団への引継ぎ ・商売(企業、儲け)を残す:ベンチャー企業の創出 ・観光財、地域振興財としての利用:産業観光、企業創生、地域再生のシーズ (16)デジタルアーカイブの必要性 ・知的財産戦略と著作権管理機構:特許、実用新案、意匠、著作権、デジタル化権 ・産学連携による新事業創出:自然科学・人文科学の融合、知的財産の利用 ・人材育成:コーディネータ育成(クリエーター、プロデューサー) ・大学改革(独立法人化):技術(テクノロジー)/学術(ナレッジ)/芸術(アート)の融合 (17)デジタルアーカイブの将来 ・電子政府・電子自治体のコンテンツ: 国と地方から、地域と中心に(お互いに何を発信するか) ・安全保障・危機管理:分散管理(クローン)、セキュリティ ・人類・民族の文化の保全:「儲け」から、「文化」へ ・ITの進化:PDA⇒ウェアラブル⇒インティメント 京都市:観光政策監を新設。各部局を横断的に動かすため。 3.4.地域興しとコンテンツ 日本サスティナブル・コミュニティ・センター(SCCJ) 専務理事 /事務局長 浅野 令子 氏 (1)NPOは京都の伝統:100年前、京都では公共財を自分達でつくった!  ・100年前、京都では、明治政府の動きより早く、 たった1年間で、64もの小学校が一挙にできている。 明治5年学校令制定の発布より3年前の1869年 これらのこの小学校は京都の町衆が、官の補助金を一切もらわず、 競い合って、自分達でつくった。 ・小学校会社 教員の給与など維持運営経費を捻出するために、町衆が出資「小学校会社」も設立。 預金、貸付を行う金融会社で利潤を学校の運営にあてる非営利の会社。 貞教小学校のお宝:小学校会社の金庫 ・時代背景 東京遷都で人口35万の都市から25万人へ激減という、 恐怖と不安が支配する危機的状況の中で、 町衆は、町の将来を、子弟教育にかけた。 (2)都市の魅力 ・今、東京近郊では、都市への人口集積が増加している。 ・都市の機能は、FTF(フェース to フェース)を安価に提供する 極めて重要な基盤。 ・FTFが競争力の根源であり、暗黙知の交流が知の創造をおこなう。 (3)京都の現状 ・高齢化加速:京都の老年人口(1995年→2000年比)18.5%増。 老年人口(65歳以上)は 252,963人(構成比17.2%) 京の都心部の高齢化率は、 東山区の25.5%、下京区22.9%、中京区20.5%と高い。 ・かつての京の智の産業「きもの」10年あまりで市場規模が半減。 正絹きものの出荷金額1989年12,700億円→1998年6,580億円 きもの産業は、街中の室町筋を中心に集積していたが、 跡地どんどんマンションへ建て替え。 (4)NPOへの期待 ・雇用・経済効果の台頭    2010年の予測で1兆7844億円へと拡大、 NPOの新たな雇用24.4万人(合計41.8万人)    公共部門シェアがNPOへ10%シフトで6兆5884億円、 20%シフトで11兆5134億円へと拡大        ・プラットフォームとしてのNPO:個人/企業/行政/大学の接点     新規市場への参入・撤退が容易という特性を活かし、 共通の目的を持つ参加者が新ビジネスを創造する 開かれた場(プラットフォーム)としての役割を果たすことができる (5)「しつらえ」をつくるSCCJの目指すもの:欲しいものを自分たちで創る ・「しなやかにnew public/さりげなくnew government」 ・ふっくらとしたまちづくり:情報技術と人のネットワークを活用した、 安心・安全な生活支援サービスビジネス/観光/介護/医療/雇用/住環境 /チャリティ/財産/環境・文化振興/エンディング・サポート等)を。 (6)SCCJ活動紹介: 「インターネットを活用した、情報の非対称性の是正と標準化」が大きなテーマ ・コミュニティ形成事業 エコミュニテイ研究会/SCCJサロン/京都研究会/みあこdeマップ /京文化可視化プロジェクト ・ユニバーサル事業 アクセシビリティ・プロジェクト/「ウチコミくん」プロジェクト /ユビキタス・ラジオ/音のお出かけ地図等 ・先端技術事業 みあこネットプロジェクト/マルチキャスト・プロジェクト ・ライフデザイン事業 どこカル.ネット・プロジェクト/社会起業インキュベーション /「週3日田舎暮らし、週4日都会暮らし」 (7)みあこネット(無線LAN)紹介 ・理念:無線LANは社会の共有財 多くの人々が、自らの手で、安心・安全の役割を担う無線LANを保有、 共有すると、ひとつひとつは小さくても、社会全体に大きな安心・安全を実現。 ・活動:主旨に賛同した基地局オーナー、会員などによる 「街中公衆無線インターネットサービス」実験プロジェクト ・主旨 自らの手で自分達の都市に公衆無線インターネットの仕組みを作り上げ、 情報自由都市にしよう! みあこネットを普及させることで多くの人を街に引き込み、 街を活性化させていきたい  利用イメージ ここどすえサービス   どこでもユビキタス放送局(公衆無線インターネットの基地局毎に、 半径100m程度の動画放送が可能 公衆無線基地局が放送局 基地局毎に違う動画が見える  高齢者や職人・達人などが持つ「街の記憶」のアーカイブも含め、 街中のエンターティメントを実現、クレエイターの育成をはかり、 21世紀型観光振興をめざす。 情報の受発信に馴染みにくい女性や高齢者(伝統産業従事者も含む)は男性よりも、 街情報に詳しいことから、地域の名物案内人やコンテンツ提供者として活躍の場を つくり、e記者ネットワークを形成。既存の観光ガイドではできないユニークな地域 紹介、街づくり協議会やNPO、地域で活躍している企業にも番組作成。 →市民メディアの熟成 「みあこネット」方式で    往診先でも救急現場でも、    VPN接続で電子カルテの利用を実現!  「どこカル.ネッ ト」でつながれた情報技術と人のネットワークを活用した 様々な健康・医療・福祉情報を 相互有効利用可能な形で一人一人の市民に テーラーメイドで提供することで、新時代のラ イフスタイルを提案する。   ◆京都医療センター(旧国立京都病院)と地区医師会     ・患者本位の医療を推進    「一地域一患者一電子カルテ               = 地域医療ユニット構想」      (1)誰でも (2)何時でも (3)何処でも       (4)安心  (5)安全で  (6)質の高い   往診先⇔診療所⇔国立京都病院 をVPNで接続  ・2003年12月よりASP電子カルテの実稼動を開始    京都医療センターに電子カルテ配信サーバを設置診療所に クライアント端末を設置    サーバとクライアントは、VPNで接続      コミュニティ・カンパニー(社会企業)「愛きもの」株式会社 和文化を楽しむプラットホームへの投資を精力的に (1)価格決定を消費者に委ねる (きもの価格への不信 払拭) (2)目利士制度     統一された基準を元に、きものの素材、年代、保存状態や価格などの評価 (3)低価格のおしゃれ着の提供 (4)若年層の顧客化などを目的としたITをベースとした新たなビジネスモデルで、 きものの流通市場の創造をおこなう。 (5)情報化支援と分業で、高齢者や障害者の雇用 (6)インターネットオークションを使った新しい寄付文化の創造  代替経済を支えるeきものNPO支援プログラム 誰でも安心してきものを提供してもらい、落札料をNPOに還元することによって、 NPO対象資金調達の新たなサービスを展開している。 愛きものはークション代行手数料で収入を得る。 (3000円の定額代行料+落札価格の15%) 2002年12月から、京都ライトハウス改修資金調達のために、 着物提供を呼びかけた 2004年8月末現在 3,000枚以上 ライトハウスへの還元額 250万円 (2004年8月現在)    ユビキタス社会のライフスタイル週3日田舎暮らし、週4日都会暮らし 週3日週4日都会暮らしのすすめ LOHAS的ライフスタイル・システム構築 景観、歴史保全、 地域経済活性化、健康増進、智的生産性向上 ユビキタス社会の週3日田舎暮らし、週4日都会暮らし   The best way to predict the future is to invent it !By Alan Kay  「未来を予測する最善の方法は、未来を発明してしまうことである。」  「週3日田舎暮らし、週4日都会暮らし」社会実験に ぜひご協力ください! 「しつらえ」をつくるSCCJ 基地局依存サービス、ユビキタス放送局、祇園祭 どこでもカルテ 16:00-16:15 休憩 16:15-17:15:ラウンドテーブル コメンテーター ・日経デジタルコア事務局 代表幹事 坪田 知己 氏   情報化の本質と可能性   圧縮・復元を間違えるな、本質を見よ   情報共有による協働の設計   単一の発信ではダメ。   コンテキストを軸にコーディネートする。   「コンテキストに「心」を込める。」   情報は「志」。断片情報ではだめ。   マスコミをまねるな。   コンテキストを作るのは「人間」   「冬のソナタ」「セカチュー」「モンゴル800」    反コンテンツ派宣言    親コンテキスト宣言    コンテキストは「愛」    存在は行為へ、神社より信心    データの裏に情熱を!1    愛は相手の瞳の中に     出会いもさることながら、その内容が大事。 ・横浜市環境保全局部次長(企画局IT等地域活性化推進課 前課長) /日本ベンチャー学会イノベーション研究部会 幹事 金子 延康 氏 過去:地元への工場の誘致   現在:地域のリソースの活用、新しい結合による新産業創出情報発信へ   放送ライブラリー活用は今後の課題   免疫系も必要なのではないか 清水:人がすべての根源。    行政がリードする場合の弊害は先に計画ありき。多方面の要望丸呑み。 坪田:内側から見た富士通。日本企業は、ああなりがち。    ビジネス:お金あるにこしたことないが、人に金がからむとろくなことに ならない。    そのパワーをどう使うか、ということから。 山川:オンライン会議室での経験。    書き込みの量が多い人もいる一方で、書き込みの量が少なくても、    その人が書くことによって、がらりと会議室の雰囲気が変わる人もいる。    この人は凄い    ネット情報量増大。会議室が800を越してから多いことが自慢にならなくなった。 菅原:コンテンツ作るのは土着の人が良いのか、よそ者にやらせる事の是非を問 いたい。 坪田:若者、ばか者、よそ者にやらせるのがコツ。    ラフカディオハーンや酒屋のセーラカミングス、という好例もある。    その人達に敬意を払いつつ、活用することが肝要。 清水:京都もったいないという文化が良くも悪くもあり、それが働いている。 浅野:長い企業には家訓がある。    コミュニティに大事にされる、適正利潤と社会貢献。    伝統産業等、残された人達の支援等、ソーシャルベンチャーにも注力している。    NPOと社会に優しいベンチャーを創出が課題。 須田: 自分が産業観光に注力しているのも過去の経験が一因。     産業技術記念館:ほとんどはい入場者がいなかった。文化事業なので収益は関係ない     陶磁資料館:箱物行政であってはならない     どちらも内容が立派なのに集客に努力していなく惜しいと思った。     また名古屋にはものづくりより観光を下に見ている傾向があり、それにも反発があった。     疎水も京都を離れて初めて、その価値がわかった。     改めて地元の人に地元の価値を認識してもらうのが重要。     普段近くにあるものは、あるのが当たり前であり、その価値を見過ごしがち