研究・技術計画学会 人材問題分科会:1999.12.3

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研究・技術計画学会 人材問題分科会




研究・技術計画学会 人材問題分科会:1999.12.3

 テーマ:大学は脳死したか?産学官協力は幻想か?
 1999.12.3(金)18:00-21:00
  東京 日比谷/新橋 航空会館 7F 703会議室
  港区新橋1−18−1
  TEL 03-3501-1272

  元 NEC副会長 植之原 道行先生、
 東海大学 教授 権田 金治先生、
 政策研究大学院大学 教授 橋本 久義先生

 今回は、元 東京電機大学学長 岡村 総吾先生(急遽 元 NEC
副会長 植之原 道行先生に交代)、東海大学教授 権田 金治先生を
御迎えし、司会であります橋本 久義(政策研究大学院大学 教授)
も乱闘に参加して、「大学は脳死したか?産学官協力は幻想か?」
と題し、司会者もパネリストも聴衆も警官もどんどん乱闘に参加
するイタリアのサッカー場風全員参加型バトル討論会を開催致し
ます。
 大学は既に脳死している。とすれば、まだ、活きている臓器を
摘出して移植するのが最良の選択という過激な意見も聞かれます。
この際、徹底的に気兼ねなく討論することに致しました。
 大学のエージェンシー化が考慮される中で、大学のあり方に
ついて討議しておくことは有意義な事と存じます。企業の方々も、
これからの研究開発の枠組みを考えていくうえで、大きなヒント
を得られるものと思います。

以下、途中からですが、議論内容を示します。

G :大学=牧場説、特に民間から来た人は、そう思っている。
  日本、評価は誰もやっていないに等しい。
H :社会との接点が小さい。
I :評価システムがそれを許していることに問題
  米:金を引っ張ってくる
U :競争が無い
T :士農工商の文化は凄いが公家の文化が日本には無い。
    大学教授:お公家さん
N :大学の教育に危機感、微積もできない。
Ha:学生の側に決定権が無い。
U :中学、高校の教科内容がおかしい。先生は自分の弟子を教える
  つもりなのではないか?今の内容をこなせるのは3割
  一律、横並びである必要はない。
  社会で必要なのは中学の学科を完全にマスターする程度で良い。
H :自由にさせても正しい判断できない。選択肢を狭めるべき。
U :教科を決める先生が自分と同じ道を歩ませようとしている。
S: 企業も同数的な人を求めた。誰でもが研究員になれるはずもない。
  求める側が変わるのが大切。
  義理の息子がボストンで大学、日本の学生と雲泥の差(財務)
  もう一回、教授も外国から呼んでくれば良い。
Y :学生科学賞、日本の学生は学芸会(サイエンスタレントサービス)
    ファイナリストは1000名を越す。意識は相当違う。納得性を
  求める。
  社会でエリートを育てる事が大切。中高生を育てる。
  奨学金が1000万円。コンテスト
H :日本は仲良しクラブ、突出すると苛められる。
Im:大学の先生は頭が良くて、問題をすりかえる。
  大学の先生は中高生の教育に問題をすりかえる。
  人事権も予算も権限が無いのに管理できるはずが無い。
  学長は何をしているのか?学問の体系にもっていくこともして
    いない。
  大学の先生をもっと利用すべき。
    企業側も勉強すべき。
    メイン(キーパーソン)がどこにいるか知るべき。
Sh:企業が学を利用すべきと言っても、利用するインセンティブが
    無い。
  自分の論文を審査する先生が10年間論文を書いていない。
U :文系と理系の融合が、もの凄い速度で融合しているのに総合大学で
  何もしていない。
Sa:大学改革30何年待っていたが(自主改革)可能性が、どの程度か
    見えてきた。何か起爆剤がいる。
  ・管理権:先生の首をすげかえる。企業も審議会をしているわけでは
            ないのに首が変わる。
  ・人事交流:生存競争が必要になれば人も動く。企業人を大学に入れる。
Mi:将来は楽観しているが、その前に死ぬほどの苦しみを通過する。
    比較的まともな組織は企業。企業の競争−対株主、対顧客。
  大学:入学生(顧客)と財政(株主)で競争発生。
  それまでは米の大学の人を入れる。
Ha:大学院に行く人、優秀な人も、そうでない人もいる。
U :博士課程なら企業の研究所レベルの賃金払うべき。
  米は賃金を確保できない先生のところには行かない。
Su:ポスドク任期3年なので年3千人はポスドクを離れる。
  どこが就職させてくれるのか?
W :大学はプロを養う場所、微分積分を教える場所ではない。
  餌を与えるのは2年間、4年間全部与える必要はない。
  ポスドクでは先生を超えられない。
  教育環境:日本は同質なので管理はしやすいが、バランスを崩すと
  だめ。混在が必要。世界的なマクロ的な循環が必要。異質な文化を
  入れさせないと。
Na:最近、ハングリー精神不足で素質がある人が少なくなってきた。
  呉大学:市が設備を提供しているが工夫しないと生き残っていかれ
    ない。競争原理働いてきた。
G :大学という組織は日本人が作り、是認してきた。日本の縮図。
   教育論:悪者探し、そろそろやめないとだめ。
  どう立て直すか(制度論、組織論抜きで)
  大学の先生は易しいことを難しく話す。役人は更なり。
  ビジネスマンは逆、現実を知っているため。
  学長:規定が無いのに、先生がなる。相撲部屋と同じ。
       民間企業から登用せよ。
  社会が機能分化していない。社会、文化そのものを分化する必要。
  右下がりの時はプロの登用が必要。
A :学長だけ外部登用ではだめ。先生も民間から入れないとだめ。
  社会のニーズを知らない。
Mi:学生として、社会人を入れるとまともになる。
Im:教育−日本は行政から方針が出てくる。英は議会から。
  その差。能力が無い人を議員として日本は選んでいる。
H :社会人学生を入れると先生も虚勢を張るためには勉強。
U :教えられない。質疑応答で終始。
Im:最近の大学生は中学生、国立でも高校生
  大学生だと思うから。実態は高卒。予算も分けるべき。
Sk:経済が順調に伸びている場合は平凡な人間を採用。
  本質的な議論がなされていない。特徴の無い大学はいらない。
G :組織論をしても不毛。人民裁判型、もしくは独裁型になって
  しまう。
  大学で競争は禁じ手。オンキャンパスでは研究できない。
  できる先生はスペースは外部で確保。そうすると自由にできる。
  兼業認めなくても良いから人件費認めよ。
  忙しかったら人手がいるのは当たり前。
F :企業の方も経営者が育っていない。
  最大の問題はそこ。戦後は米から導入すればよかったが。
  世界のビジネスで60代で動くのは難しい。
A :大学が悪いのは企業が悪いのには賛成。
  以前は成績関係無かった。今は成績重視。
  棘が無く、平均的な人間を採用。
  年齢関係無し。度胸があるか?視野が広いかどうか
O :大学が大衆化
  社会全体が成熟化、日本だけが苦しんでいるのではない。
  大学には別のミッションを持ってもらっても良い。
  問題提起、リーダー育成おくれている。
  選択肢
    ・既存の大学を活用
    ・ ビジョン主導:教育の企業化の中で日本の大学は、どう生きるか?
   個性化は不可避だが、社会はどの程度、大学に関与できるか?
   インセンティブをどうするか
H :研究と教育の切り離しで割り切りはじめたのか
O :大学としての知の再編、社会貢献等、まとまった形で議論しないと
  声が届かない。

以上で後は2次会に席を移して22:30迄、激論が続きました。

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